①実施件数について
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2019年 |
2020年 |
採卵 |
300件 |
423件 |
融解胚移植 |
66件 |
160件 |
②成績のまとめ
2019年1月(開院)から2020年12月までの期間での成績
妊娠反応陽性率 73.0% (89名/122名)
胎嚢確認での妊娠率 61.5% (75名/122名)
これは、開院から2020年12月までの期間で、122名の患者様に融解胚移植を行った
結果です。122名の患者様のうち、73%(89名)の方が妊娠反応陽性となり、61.5%(75名)の方に胎嚢(赤ちゃんのふくろ)が確認できました。
③融解胚移植での胎嚢確認できた移植回数について
これは、融解胚移植で胎嚢が確認できた75名の方が、何回目の胚移植で胎嚢確認できたかを示しています。約80%の方が2回目までの胚移植で胎嚢確認ができていることがわかります。

④2020年の年末より取り組んでいますPRP(多血小板血漿の子宮内注入)の成果について
PRPを行った周期に融解胚移植を行った症例の妊娠反応陽性率 83.3%(5/6)
12月下旬に確認された新型コロナウィルス陽性を受けて、発生日から2週間後に全職員にPCR検査を実施し「陰性」の結果となりましたのでお知らせいたします。
当院では全職員に定期的に新型コロナウィルスの検査を行っており、院内での発生を防ぐため感染対策を強化しております。
皆様にはご心配をおかけしておりますが、当院に安心して通院し、出産できるようこれからも職員一同頑張っていく所存でございます。何卒ご理解いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
なお、来院される皆様には、くれぐれもマスク着用、手洗いの励行など、適切な感染予防対策を行っていただくこと、また、37.5度以上の発熱や咳、痰などの呼吸器症状等の体調不良があった場合は、来院の前にご連絡をお願い申し上げます。
令和3年1月12日
小田原レディスクリニック
院長 西原富次郎
新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、当面の間、当院では下記の措置を取らせて頂きます。
来院患者さま、入院患者さまとご家族・ご友人の皆さまには大変ご迷惑をおかけ致しますが、入院患者さまと赤ちゃんの命を守るための対応です。感染拡大防止にご理解ご協力をお願い申し上げます。
【時期・期間】
当面間
【制限内容】
1、 外来診療
① 通院はご本人様のみとし付き添いの方の入館を原則禁止させて頂きます。
(医師が必要と認めた場合を除く)
② 来院時には、マスクを着用、検温、手指消毒にご協力ください。
③ 下記の一つでも該当する方は来院をご遠慮ください。
・発熱37.5度以上(14日以内にあった方)
・かぜ症状のある方(せき・のどの痛み・鼻水・くしゃみ)
・味覚異常、臭覚異常のある方
・倦怠感のある方
・14日以内に感染者との濃厚接触のある方・家族やご自身の職場や学校、保育園で感染者があった方、14日以内に海外渡航歴のある方
2、立会分娩
中止
3、 面会について
原則禁止
4、入院時について
①分娩予定の方
37Wを経過後の妊婦健診時に、PCR検査等を実施
②手術予定の方
手術2日前に、外来にお越し頂き、PCR検査等を実施
当院の入院患者様1名が入院時に行った新型コロナウィルスのPCR検査により陽性が確認されました。陽性者の発生を受けて、行政機関と連携し内部調査を行いましたが、入院患者・外来受診者・その他の職員との濃厚接触は確認されておりません。
また、行政機関の指導の下、該当職員全員にPCR検査を実施し、現段階において全員「陰性」が確認されており、職員の健康管理および院内の感染対策を徹底している事から、患者様への感染拡大の懸念はないと考えております。
現在、院内において様々な対策を強化しており、当面お産の受入れを中止することはありませんが、今後、新たな感染者の発生および感染制御の観点から新たな対策を行う必要が生じた場合には、適時、ホームページにおいて皆様にお知らせいたします。
皆様にはご心配をおかけしておりますが、当院に安心して通院し、出産できるようこれからも職員一同頑張っていく所存でございます。何卒ご理解いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。
なお、来院される皆様には、くれぐれもマスク着用、手洗いの励行など、適切な感染予防対策を行っていただくこと、また、37.5度以上の発熱や咳、痰などの呼吸器症状等の体調不良があった場合は、来院の前にご連絡をお願い申し上げます。
令和2年12月28日
小田原レディスクリニック
院長 西原富次郎
当院では、オンライン(Zoom)による無料子宝相談を行っております。
年末年始の期間を利用して、クリニックの受診について、初診予約のタイミングについて、治療費について、当院の治療方針について・・・不安な事や気になること、何でもお話しください。
サービス利用可能時間
14:00~18:00(12月30日~1月2日の間のみ)
※お1人30分以内でご利用頂けます。
ご予約はオンラインより承っております。上記期間でお申し込みの際は、お時間の指定をして頂きますようお願いいたします。
お申込みフォームはこちら
※子宝相談窓口において、個別の診断、治療方針の相談、治療費の交渉等はお断りしておりますので了承ください。
~卵子向上プロジェクト(仮・時期未定)~
まずは妊娠前に体を整え、状態の良い卵子を採ることが不妊治療の第一歩です。
卵子の状態は、年齢だけではなくストレスや体調により様々な影響を受けます。
デトックス、ファスティング、断食、エステ、鍼、マッサージ、ヨガ・・・ストレスや体調の改善に様々な角度からアプローチし、卵質改善を図っていくプログラムを開催する予定です。
詳しい内容、金額については決まり次第またお知らせいたします。
2020年12月に小田原駅東口に誕生しましたミナカ小田原コンベンションホールにおきまして、不妊治療勉強会を開催いたします。
不妊症の原因から治療方法、内視鏡手術の必要性、漢方と不妊治療、鍼灸と不妊治療、体外受精について教科書的に解りやすく医師、看護師、胚培養士がご説明いたします。
開催日、講演内容などは以下のページを御覧ください。
不妊治療勉強会について詳しくはこちら
不妊治療のページに『FT手術を受けて卵管を開通させてからはじめる不妊治療』を追加しました。
不妊治療のページはこちら
いつも当院をご利用いただきましてありがとうございます。
新型コロナウィルスの感染者増加を受けて、当面の間外来診療の付き添いは不可とさせて頂いておりますが、手術前の説明、無痛分娩の説明、不妊治療の治療方針相談(医師が必要と認めた場合)についてご家族の同席をご希望される場合は、オンラインによる同席をご案内しております。
オンライン インフォームド・コンセント(Zoom)
1回 5,000円(税抜)
※ご家族立ち合いの診察予定日より前にメールにてご案内致します。
※オンラインではなく当日お越しになりたいという方は感染症対策の検査を受けて同席頂くことも可能です。
※手術前の説明、無痛分娩の説明、不妊治療の治療方針相談(医師が必要と認めた場合)に限る
感染症対策検査
抗体検査・抗原検査・PCR:20,000円(税抜)
何かご不明な点がございましたら受付までお問合せください。
感染拡大防止にご理解ご協力をお願い申し上げます。
いつも当院をご利用いただきましてありがとうございます。
多血小板血漿(PRP)を用いた不妊治療が、2020年12月10日に関東信越厚生局に受理されました。
治療を希望される方は、当院までお問い合わせください。
難治性不妊に対する多血小板血漿(PRP)を用いた不妊治療とは
患者様自身の血液から高濃度の多血小板血漿(platelet-rich plasma:PRP)を抽出し、胚移植用カテーテルで子宮内に注入します。子宮内膜の厚さが7㎜以下の場合、子宮内膜が十分に厚くなり着床環境が改善されることが期待されます。それにより、受精卵が着床しやすくなる可能性が高くなると考えられています。
【対象】
不妊治療中で胚移植を予定する患者様を対象とした治療となります。複数回の治療不成功者が主な対象者となりますが、希望者はどなたでも治療可能です。
【方法】
①患者様の前腕から静脈血を20 ml採血し、遠心分離機を使って血漿部分を抽出します。
②調製したPRP(1 ml)を、胚移植用チューブで患者様の子宮内に注入します。 採取したPRPが固まるなど、その性状が注入に不適切と判断された場合には投与を中止することがあります。また、採血が複数回になることがあります。
【投与スケジュール】
月経周期(月経開始日を1日目とする)の10日目、12日目にPRPを子宮内に注入します。
月経周期の14日目に子宮内膜の厚さを経腟エコーで測定します
↓
月経周期の17日目から19日目頃に胚移植を行います
【治療費】
200,000円(税別) 保険適用外の治療です。
【安全性】
自身の血液を遠心分離することで得る多血小板血漿(PRP)であり、感染症や拒否反応が起きる可能性は低いとされています。
news20201210
当院の『妊娠成功報酬』は、1出産につき1回の請求です。
(例)1回目の胚移植で妊娠反応陽性となり妊娠成功報酬をお支払い頂いたが、その後流産となりました。
2回目以降の胚移植で再度妊娠反応陽性となった場合、妊娠成功報酬のご請求はいたしません。
新型コロナウィルスの再びの感染者増加を受けて、当面の間、当院では下記の措置を取らせて頂きます。
ご入院患者さまとご家族・ご友人の皆さまには大変ご迷惑をおかけ致しますが、入院患者さまと赤ちゃんの命を守るための対応です。感染拡大防止にご理解ご協力をお願い申し上げます。
【時期・期間】
2020年12月31日まで
※判断時の状況により延長する事があります。
【制限内容】
1、 外来診療
① 通院はご本人様のみとし付き添いの方の入館を原則禁止させて頂きます。
(医師が必要と認めた場合を除く)
② 来院時には、マスクを着用、検温、手指消毒にご協力ください。
③ 下記の一つでも該当する方は来院をご遠慮ください。
・発熱37.5度以上(14日以内にあった方)
・かぜ症状のある方(せき・のどの痛み・鼻水・くしゃみ)
・味覚異常、臭覚異常のある方
・倦怠感のある方
・14日以内に感染者との濃厚接触のある方・家族やご自身の職場や学校、保育園で感染者があった方、14日以内に海外渡航歴のある方
2、立会分娩
中止とさせて頂きます。
3、 面会について
原則禁止とさせて頂きます。
デロンギマルチダイナミックヒーターの貸し出しを始めました。
寒くなってまいりましたので、病棟のお部屋で温度調節をご希望される方はお気軽にお声かけください。
〇対症例での成績
妊娠反応陽性率:66.4%(77/116)
胎嚢(+)妊娠率:50.0%(58/116)
これは、開院から2020年10月31日判明分の期間で、116名の患者様に凍結融解胚移植を行った結果です。胚移植を行った患者様の66%が妊娠反応陽性となり、58名の方が胎嚢を確認することができました。
〇胚移植の回数別胎嚢(+)妊娠率

これは当院で融解胚移植を行ったときに、何回目の胚移植で妊娠することができたのかを表しています。
胚移植の回数がかさんでくると、確率も低下していくことがわかります。
当院では、社会情勢等を鑑み3~6か月毎に、治療費の改定を行っています。これは、当院を信頼し通院して頂いている患者様のご負担を少なくし、ご納得された上で受診して頂きたいという思いからです。
このたび、11月1日以降に採卵およびERA検査、融解胚移植に係わるSEET法実施分より、治療費を改訂いたします。
新料金表はこちら
~主な改定内容~
- ●採卵周期では、採卵回数による費用減額制度を廃止し、『基本料金+個数加算』という卵子や受精卵の個数に比例した治療費設定とします。これにより、少ない個数の場合の治療費が大幅に減額されることになります。
- ●融解胚移植では、『胚移植』費用を減額して、『成功報酬』制を導入いたします。胚移植後に行う妊娠判定で陽性と診断された場合、成功報酬を申し受けます。残念ながら、妊娠判定陰性の場合の治療費は、これまでの治療費よりも減額いたしました。
- ●これまで設定しておりました『受精卵が得られなかった場合の返金』、『PCO採卵料金』は廃止となります。
- ●患者様の都合による『他医療機関さまへ凍結胚の移設』を行う場合には、事務手数料として200,000円(税別)を申し受けます。さらに、当院が指定する運搬業者にての運送が必須となります。運搬に係わる費用は、患者様と業者様による契約でお支払いが発生いたします。ご承知おきください。(詳細は、培養室までお問合せ下さい)
当院では、以下の日本感染症学会の提言を受け、インフルエンザワクチンの接種を推奨しています。今年は、コロナウィルス感染症の流行下でもあり例年より早く予防接種を開始致します。
今冬は、COVID-19 とインフルエンザの同時流⾏を最⼤限に警戒すべきであり、医療関係者、 ⾼齢者、ハイリスク群の患者も含め、インフルエンザワクチン接種が強く推奨されます。 ※2020年8月3日一般社団法人日本感染症学会提言より
ワクチンは、通常接種から約2週間で抗体を獲得するとされており持続期間は3~5ヶ月とされています。感染の動向を注意深く観察しながら、今シーズンは2回目の接種を推奨させて頂く場合もございます。
接種時期:9月中旬より順次
料金:5,000円(税別)※
※小田原市・箱根町・真鶴町・湯河原町にお住いの方で、65歳以上の方は接種期間、料金(市・町からの助成有)が異なります。次のリンクをご覧ください。《インフルエンザ予防接種》令和2年度は60歳以上が無料になります!
※ワクチンの数には限りがございます。当院の診察券をお持ちでない方のご予約は、10月10日より開始予定となっております。ワクチンがなくなり次第、お申込みを中止させて頂きますので、ご了承下さい。
※当院では、妊婦さんにも安心して接種していただける防腐剤フリーの『フルービック』を採用します。