みらいのために、妊娠力チェックを受けてみませんか?
妊娠力チェックとは?
一般に結婚を控えている女性が結婚前に受けていただく婦人科検診ですが、妊娠・出産に関わる婦人科疾患の早期発見に結び付きやすいため、すでに結婚されている方や結婚の予定のない方も受けていただけます。また、当院のブライダルチェックは、一般的な内診・超音波検査、感染症検査のほかに、卵巣年齢の指標となる「AMH:抗ミュラー管ホルモン」の測定や卵管の狭窄や閉鎖といった不妊症の原因となる疾患を発見できる卵管造影検査(HSG)を受けていただくことで妊娠しにくい体質などの診断をすることが可能です。将来の妊娠に支障となる原因を早い段階で見つけ治療することが、“授かる体質”への早道と考えています。
妊娠力チェック基本セット(女性)
〜新料金30,000円(税抜)〜
※令和2年7月27日予約分から新料金適用
※別途、初再診料がかかります。
検査内容
基本セット(女性)の内容は下記の通りです。
問診
内診・超音波検査(子宮・卵巣)
膣内に超音波機器を挿入し、子宮や卵巣を診察します。
子宮筋腫・卵巣のう腫・子宮内膜ポリープ・卵巣がんなどの異常を見つけることが可能です。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)測定(血液検査)
卵巣にも年齢があります。卵巣年齢が上がると妊娠しにくくなる現実があります。
当院では、卵巣年齢を知る「AMH」を測定し、将来のご妊娠にむけた治療を受けていただけます。
なお、若い年齢の時に卵巣から卵子を取り出して、将来のご妊娠を見据えた卵子凍結保存を行うことも可能です。
卵管造影検査(X線検査)
卵管の閉塞・狭窄や癒着の有無、子宮の大きさや形状を検査します。
卵管の通りが悪いと、精子や卵子の通過ができない、できにくいといったことから卵子と精子が出会うことが困難となるため不妊症の原因となります。
感染性血液検査(クラミジア・HB・HC・HIV・TPHA)
クラミジア感染等の有無を調べます。クラミジアは発生頻度の高い性感染症(STD)です。初期の自覚症状はなく、感染が長期化すると不妊症・子宮外妊娠の原因となります。また、生まれてくる赤ちゃんが産道で感染すると結膜炎・咽頭炎・肺炎にかかる可能性があるので注意が必要です。
また、梅毒トレポネーマに感染しているか調べます。梅毒に感染し、治療しないまま妊娠すると、胎盤を介しておなかの中の赤ちゃんにも感染し、流産や早産、赤ちゃんの神経や骨などに異常が発生することがあります。
淋菌・クラミジア(子宮頸管粘液)
淋菌感染等の有無を調べます。淋菌も性感染症(STD)のひとつです。クラミジアと同様に、子宮から腹腔内へ感染が広がります。感染しても無症状のことが多いですが、妊娠中に感染していると早産や流産の原因となります。また、生まれてくる赤ちゃんが産道で感染すると新生児結膜炎などの炎症を引き起こす可能性があるので注意が必要です。
麻疹・風疹抗体(血液検査)
麻疹・風疹抗体の有無を調べます。妊娠初期の女性がかかると、生まれてくる赤ちゃんが目・耳・心臓などに病気をもつ「先天性風疹症候群」になることがあります。
妊娠前に抗体の有無を調べ、必要であればワクチンを接種します。
オプション
子宮がん検診(月経時以外) | 費用 3,000円 | 子宮体がん検診 | 費用 3,000円 |
甲状腺セット(TSH/FT3/FT4) | 費用 7,000円 |
血液検査セット(一般) | 費用 2,000円 |
血液型(ABO型/Rh型) | 費用 1,000円 |
腫瘍マーカーセット(CA19-9/CA125) | 費用 5,000円 |
※上記料金はすべて税抜き表示です。
妊娠力チェック基本セット(男性)
〜料金30,000円(税抜)〜
※別途、初再診料がかかります。
お申込みは、妊娠力チェック基本セット(女性)を受けられるパートナーの方に限定させて頂きます。
検査内容
基本セット(男性)の内容は下記の通りです。
問診
感染性血液検査(クラミジア・HB・HC・HIV・TPHA)
基本セット(女性)と内容は同じです。
麻疹・風疹抗体(血液検査)
基本セット(女性)と内容は同じです。
精液検査
精液検査では、精子の濃度・運動率・直進率・正常形態率を調べます。
男性不妊原因は、多い順に、原因不明、勃起障害、精索静脈瘤、精路閉塞、染色体異常、射精障害、性腺発育不全、その他となっています。
原因がわからなくて精巣での精子を作る機能が低下しているものが最も多くあります。
採精は初診時に、カップをお渡しするので、再診時にご提出頂いています。
オプション
血液検査セット(一般) | 費用 2,000円 |
血液型(ABO型/Rh型) | 費用 1,000円 |
テストステロン検査 | 費用 3,000円 |
※上記料金はすべて税抜き表示です。